2014年のいちご狩りは終了しました

2014年のいちご狩りは終了致しました。
沢山のご来園ありがとうございました!!

現在、来年用のいちごの苗作りの真っ最中です。
写真はナイヤガラ育苗という手法での稚苗を育てているところです。

ランナー(つる)が伸び、その先に芽が出て、根っこが生えるところに綿をホッチキスでとめていきます。そして、一日に数回、数週間に渡り、綿に水が当たるように散水していくと、水を含んだ綿に根が絡んで伸びていきます。
ちょうど梅雨の期間を利用していて、終わる頃に親苗から稚苗を切り離し、土を入れたポットに植え付けて行きます。
実は、綿もホッチキスも付けたまま 植えていくのですが、綿は天然素材で微生物に分解され、ホッチキスも鉄なので錆びて形が無くなるので回収する必要がないのです。
便利な栽培法です。

いちごの苗(ナイヤガラ)20140701

裏話があって、一番先に出てきた苗からさらにランナーが伸び、次々に小さい苗がぶら下がって行くんですが、一番上が大きく『太郎』、その下の次に大きい『次郎』、次に『三郎』『四郎』と呼んでいます。なんだか兄弟みたいですよね。
『太郎』が一番大きく、 しっかりとした苗なので頼りになる感じがします。
梅雨が終わると、ナイヤガラ育苗では湿度が足りず、育ちが悪くなるため『三郎』『四郎』は小さくても根がある程度出ていれば植えてしまうのです。
いちごがなる頃には、ほとんど大きさの差が無くなるので、お客様の目には止まることのない期間の話でした。

いちごの苗(太郎・次郎・三郎)20140701

また来年も良いいちごがなるように、準備しております。
またのお越しをお待ちしております。